火曜は金沢でスーパースプリントシリーズ・日本海スプリントが行われます。今年で2回目、北陸・東海地方のSSS代表馬決定戦という重賞ですが、今年はなかなか東海勢が強力。力関係がなかなか難しいです。ひとまずざっくりと仕分けをしてみたいと思います。
【勝ち負け】なし
本来なら③ストーミーワンダーの能力が上なので本命候補なんですが、特殊な900メートル戦となると話は別。紛れは十分です。
【安定型】なし
そもそもこういう距離のレースが少ないですから、これで大丈夫というタイプもいないですね。
【嵌まれば一発】①メモリートニック⑨エイシンテキサス⑪ゴーインググレート
①メモリートニックは名古屋ではスピードタイプでならしていますが、どちらかと言うと外枠の方がレースがしやすい馬。内枠でこの距離だとなかなか不安ですが、スンナリ行けた時には圧勝まであるかもしれません。⑨エイシンテキサスは昨年の園田FCスプリント(820メートル)でカイロスと同着で優勝した馬。佐賀でも900メートル戦で好成績がありますし、この距離のスペシャリストで、最近は成績が今ひとつですが見限れません。⑪ゴーインググレートは中央オープンという実力馬。前走は1900戦ですが元々は短距離馬なので、900戦に対応できる可能性もあります。枠もいいですね。
【展開次第で複勝圏】②ブレヴェスト⑥ハドウホウ⑦エグジビッツ
②ブレヴェストは笠松移籍後は堅実。内で揉まれそうな枠ですが、うまく捌ければ。⑥ハドウホウは昨年2着。ただ今年は、昨年よりメンバーが揃った感じはあります。馬は調子が上がってきた感じなので、展開次第でしょう。⑦エグジビッツは昨年門別で短距離戦で好走していた馬。重賞実績的にも引けを取りません。
【危険な人気馬】③ストーミーワンダー
前述しましたが、この距離でどうなるかはまったく未知。大昔に800メートルを勝っていますが最下級条件での話。枠順も捌きづらい枠に入りました。もし一番人気になるようなら妙味が出てきます。
【苦戦必至】④サノラブ⑤フジノナデシコ⑧ミキノグランプリ⑩カラカ
ゴーインググレート・エグジビッツ以外の金沢勢はなかなか難しそう。⑧ミキノグランプリはステップレースを勝っていますが、時計が平凡。相手もかなり上がっていますし厳しいかもしれません。⑩カラカも速い馬ですが、他の東海勢に比べると数段落ちますね。
まとめ
本命は⑨エイシンテキサスで行きます。もちろん速い馬なんですが、特にこの距離独特の、一息でゴールまで突っ走るという才能がある馬だと思います。明らかにここを狙ってきていると思いますし、先頭に立ってしまえばそのままだと思ってます。近走の着順は無視して◎。
能力的には③ストーミーワンダーですが、前走マイルの重賞を使ってきて、今回900メートルの内枠というのはなかなかハードルが高いと思います。そもそも、どこまでこのレースに力を入れての出走なのかも微妙なところ。評価は下げたいですね。
まず単勝で⑨エイシンテキサス。ちょっとオッズが読みづらいですが、5倍くらいかなと思ってますがどうでしょう。あとは馬単でヒモ穴も狙いたいですね。その中でも面白そうなのは⑦エグジビッツ。門別の短距離戦はなかなかレベルが高いですからね。人気もそれほどなさそうですし、この距離で覚醒もあると思います。そして⑥ハドウホウは今年も着狙いな気がするので、ワイドで⑨エイシンテキサス⑥ハドウホウという馬券も買ってみたいと思います。大遊びで⑨エイシンテキサス⑦エグジビッツ⑥ハドウホウという三連単もおまけで買ってみますかね。すごいつきそうですね。ひとまず、あくまで基本は⑨エイシンテキサスの単勝で。
単勝 ⑨
馬単 ⑨→⑦
ワイド ⑥-⑨
三連単 ⑨→⑦→⑥
勝負度 ★★★☆☆