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地方競馬

2019 笠松 オグリキャップ記念 キトキトに不安、番手からメイショウオオゼキが抜け出す◎

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南関東で連日のクラシック戦の後は、今度は笠松で古馬の一戦。木曜日に2500の長距離重賞・オグリキャップ記念が行われます。今年は1着賞金が1000万円と倍額になって、メンバーも例年より遥かに豪華となりました。過去3年のオグリキャップ記念勝ち馬も勢揃いな上に、佐賀のあの馬まで出走とあって、地方競馬ファンにとっては楽しみなレース。おそらく人気は東海の王者・カツゲキキトキトなんでしょうが、私はスキがあると見て、本命は園田の⑤メイショウオオゼキにしてみようと思います。

 

まず⑦カツゲキキトキトについてですが、脚部不安があってレースが1月以来。その後は登録していたレースを回避したりと順調さを欠いている様子で、状態が心配。そしてもうひとつの不安は、この笠松コースとの相性です。古馬になってから、他地区やJRA勢には負けることがあっても、東海勢にはほとんど負けたことがないキトキトですが、唯一負けたのが一昨年の笠松のくろゆり賞。相手はバリバリの全国区の馬というわけではないヴェリイブライトでした。さらに翌年のくろゆり賞でも、同じくヴェリイブライトに苦戦。さらに一昨年のオグリキャップ記念は勝ちましたが、アサクサポイントに直線詰め寄られています。この馬の強さを考えると、どうも笠松の馬場と砂が合わないような気がしてならないです。さらにレース当日の笠松は前日からの雨で不良は確実。おまけに順調さを欠いているとなれば、取りこぼしがあってもおかしくないかなと思っています。

 

今年の注目はもう一頭、佐賀から①グレイトパールが参戦してきます。中央重賞2勝の実績から、キトキトが不安ならこの馬、ということになるはずですが、私はこの馬も笠松2500は合わないと思っています。例年このオグリキャップ記念を見ていると、2周目の向正面で一気にペースアップする印象。長距離戦ですが、意外と瞬発力と器用さが問われるレースな気がします。570キロの大きな体の馬ですし、最内枠で外に出せずに不良馬場の瞬発力勝負となったら、底力が生きない展開になる可能性もありそう。かつてはあのユーロビートも惨敗したレース。決していい条件ではないはずです。

 

水曜の笠松を見ると、時計が速く先行馬が絶対有利。道中いかにロスなく運んで、最後の800メートルで切れる脚を使うか、これが勝利へのカギだと思います。そこで⑤メイショウオオゼキ。園田移籍後は連戦連勝。ついに前走の六甲盃で同厩舎のタガノゴールドに敗れましたが、当時は大外枠で2周の間外々を回されて、最後に1枠のタガノゴールドに内を掬われての敗戦。しかし、内容は上だったと思います。タガノゴールドもJBCクラシックでカツゲキキトキトに先着した馬。今回は川崎から⑥ガヤルドが来ているので、これが逃げて外からキトキトが行ったとしても2~3番手でレースができそう。後半ロングスパートで直線先頭に立てれば、そのまま押し切れると判断しました。

 

⑤メイショウオオゼキから単勝と馬単マルチ流しで行きたいです。単勝の配当がいいなら単勝も買ってみたいですね。馬単の相手は他に、⑥ガヤルド⑩エンパイアペガサス。特に⑩エンパイアペガサスは昨年の圧勝が鮮烈でしたし、ローテーション的にもここは狙いすましての参戦な感じ。もし私が競馬新聞の予想家なら、◎メイショウオオゼキ○エンパイアペガサスと印をつけたいですね。配当もいいでしょうし、厚く勝負してみたいです。

 

ということで、長い文章となってしまいましたが、それだけ面白いレースになりそうだということですね。羽田盃での◎カジノフォンテン4着のショックを、笠松で晴らしたいところです。

 

  • 馬単マルチ流し ⑤⇄⑩①⑥⑦
  • 単勝 ⑤
  • 勝負度 ★★★★★
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