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2018 東京大賞典 北海道・スーパーステション挑戦!

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いよいよ今週は有馬記念ですが、地方競馬も年末恒例の大一番があります。それは大井の東京大賞典。毎年JRA・地方含めたダートの強豪が終結する注目の一戦ですが、今年はこのレースに一頭注目すべき馬が登場します。それは、北海道競馬のスーパーステション

 

スーパーステションは今年、門別で重賞6連勝。しかもどれも先行・逃げ切りの圧勝。スーパーステションが今年の門別戦で2着馬につけた着差は以下の通り。

  • 4月25日 コスモバルク記念(1800) クビ
  • 5月23日 赤レンガ記念(2000)   4馬身
  • 7月19日 星雲賞(1600)      7馬身
  • 9月27日 旭岳賞(2000)      4馬身
  • 10月17日 瑞穂賞(1800)     大差
  • 11月15日 道営記念(2000)    6馬身

 

最近の門別はハッピースプリントやタービランスといった地方のビッグネームも所属していて、決してレベルは低くありません。今年はドラゴンエアルと4回走ってどれも完勝していますが、そのドラゴンエアルは7月に行われた交流重賞のマーキュリーカップで、中央オープン相手に4着と健闘しています。こういった面々を相手にしての圧勝劇。スーパーステションのレベルの高さがわかると思います。

 

特に前走の道営記念の勝ち方が素晴らしかったです。タービランス・ドラゴンエアル・ハッピースプリントをねじふせる内容。そして逃げて上がり最速タイム。時計の2.05.3(やや重)も立派な時計です。今年門別では牝馬の交流重賞・ブリーダーズゴールドカップが行われまして、ラビットランが勝ったんですがその勝ちタイムが2.05.6(不)。不良馬場とは言えこの日の馬場は少し時計がかかっていた印象ではありますが、3着のクイーンマンボが2.07.1だったことも考えると、スーパーステションの2.05.3はかなり速いタイムだと思います。しかも直線は独走でしたから、伸びしろはあります。

 

当初は名古屋グランプリにも登録していましたが、思い切っての東京大賞典挑戦。今がピークである気もするので、この大賞典挑戦は大賛成ですね。今しかないと思います。今年の大賞典はルヴァンスレーヴこそいないものの、ケイティブレイブ・ゴールドドリームといったJRA一線級が揃います。果たしてこの馬たちに通用するかどうか。ブリーダーズゴールドカップとの比較数字だけ見れば私は少なくとも見せ場作れるはずと思ってますが課題もあります。それは展開と輸送

 

展開についてですが、一応番手競馬もできるスーパーステションではあるものの、やはり理想は単騎逃げ。一線級が相手なら、余計にベストな展開に持ち込みたいところ。ただ今回のメンバーを見てみると、ハナにこだわりたいタイプの馬か少ない゛印象。行くならケイティブレイブでしょうが、ゴールドドリームとの間隔も気になりますし、そうガリガリとは行かないはず。単騎逃げは叶うのではないでしょうか。問題は輸送です。今年の初め、スーパーステションは大井に移籍したのですが、どのレースも大惨敗。どうやら大井の環境と合わなかったようです。そういったメンタル面の弱さもある馬なので、今回の長距離輸送は大きなハードルとなりそう。ただ、キャリアも重ねてきましたし、昨年の秋に水沢でダービーグランプリも勝っています。今のスーパーステションならなんとかしてくれるのではないかと思っています。

 

ということで、現段階での私の東京大賞典の本命はスーパーステションで行く予定です。あとは無事にレースを迎えてほしいところですが、南関東の雄であるヒガシウィルウィンとリッカルドが回避したようで、これはレース的にもオッズ的にも残念。これだとスーパーステションはある程度穴人気になってしまいそうです。スーパーステションの人気をヒガシウィルウィンとリッカルドが吸ってくれたらラッキーだったんですがね。他にも勝島王冠を快勝した3歳馬・モジアナフレイバーや船橋移籍初戦のサウンドトゥルーも注目です。全日本2歳優駿では地方馬は奮いませんでしたが、大賞典では大爆発を期待したいです。その中でもスーパーステション、直線後続を突き放す姿を見てみたいものです。

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